ナキバサラのNTR雑記

NTRに関する雑記

C.Uニトロニィル 個人感想(ネタバレあり)

C.Uニトロニィルクリアしました。やく18時間

 

栗pickさんの作品はとても大好きです。今作はたぶん、栗pickさんの過去のどの作品より、長く、そして完成度が高いだろう。素晴らしい設定、世界観、いつものような苦しい雰囲気が素晴らしい。作中の病気は『望まぬ妊孕』でしか治らない。この設定だけで、十分NTR感が溢れます。今作の鬱感もとても酷くて重い……重すぎて……逆にNTR感が少なかったかもしれない。

 

以下の感想は、ネタバレがあり、C.Uニトロニィルに対する個人的な感想と意見があります。不快な思いをさせる可能性があるから、ご了承ください。

 

①単純化したダンジョンパートが抜群すぎるシナリオに影響する

 

今作はとにかく長い。シナリオが前作より増えたぶん、もちろん戦闘やダンジョンも増えた。こういう世界観とRPGゲームなので、戦闘がないのはいけないと思うが、正直に言うと、シナリオが抜群すぎて、ダンジョンと戦闘パートは逆効果が出ると思います。シナリオを読むテンポが悪くなってしまった。前作ナナはよは上手くダンジョンパートと焦りを活用し、焦り鬱NTR感をダンジョンパートで表現しましたが、今作はあまり感じなかったです。

 

たぶん、作り手もダンジョンパートが増えるのも気づいたかもしれません。C.Uニトロニィルのダンジョンは前作より大幅に単純化され、簡単になり、仕掛けやモンスターの数が少なくなったが、これは逆に単純すぎて、作業感が出ます。

 

抜群すぎるシナリオの進みはこういうダンジョンや戦闘で進まなければならないから、これはシナリオに良くない影響が出て、ちょっと残念だと思います。

 

②鬱、惨めすぎると、悲劇になる

 

今作は栗pickさんの今まで一番鬱なNTR同人RPGだと思います。鬱ゆえに、主人公とヒロインたちは必ず悲惨、悲劇を向かわなければならない。望まぬ妊孕、機雷のターゲット、ヒロインの病気などなど、体験版で設定を知った段階で、かなり鬱のを知ったが、実際の本編のゲームは、思った以上鬱のを感じた。でも、鬱すぎて、惨めすぎて、逆に悔しさ、NTR感が減ってしまう。キャラが惨めになるために、惨めにさせるという感じがする。NTRゲームとして、NTR物語として楽しめることができなくなり、悲劇を観ることになりました。

 

個人的に、NTR物語で主人公の惨め、鬱は必要だと思っていますが、C.Uニトロニィルで鬱すぎると、こういう現象が出るのを知って、新しいことを勉強した気がします。

 

③エロシーンについて

 

今作のCG、エロシーンはとても多いですが、CGが増えた分、文章が減って、エロシーンが短くなった気がします。個人的な性癖と好みも関係があるけど、今作の中出しの瞬間の描写のシーンは少ない気がする。妊孕が大事な要素なゲームですから、珍しくボテ腹セックスが出て、ワクワクして期待してたが、過激すぎないように遠慮してるのか、それとも好みが違うのか。今作の射精シーン、中出しの描写が少ない気がする。射精して、間男がヒロインのマンコから精液を掻き出すシーンより、入れたまま中出しするシーンのほうがインパクトがあると思う。

 

ナナはよの親子同時に中出しされたシーンは未だにはっきり覚えている。そういうインパクトはC.Uニトロニィルであまり見えなくて、すこし残念でした。妊娠がテーマの一つなので、もっと精液や子宮とか、卵子とか、排卵とかの描写が欲しいな。